奈良経済同友会
CONTENTS 奈良経済同友会概要 入会のご案内 会員企業一覧 活動報告 各地の同友会
活動報告

平成21年度

[目次]
  平成21年度「通常総会」
  経済講演会 講師:早川英男・日本銀行理事・大阪支店長
  5月例会 これからの事業承継のあり方
  第22回全国経済同友会セミナー(於札幌市)
  第6回ゴルフ親睦会
  6月例会 講師:中野健二カ・関西経済同友会・代表幹事(且O井住友銀行・副会長)
  第24回「新フォーラム」講師:鍜治 幹雄・奈良女子大学・教授
  特別例会 講師:中村勝広・オリックス野球クラブ葛団本部長(元阪神タイガース・監督)
  7月例会 菅谷 文則・橿原考古学研究所長−国のはじまりー「邪馬台国」と「大和王権」―
  第107 関西地区経済同友会会員合同懇談会(於鳥取市)
  9月例会:(株)たねや「クラブハリエなどの日牟禮ビレッジ」と近江八幡「八幡堀」見学会
  10月例会:講師 村山 敦・関西国際空港梶E相談役
  第67回西日本経済同友会大会
  11月例会:「日本電気滑ヨ西研究所」、「奈良先端科学技術大学院大学」見学会
  第7回ゴルフ親睦会
  第25回「新フォーラム」講師:河野 良文・大安寺・貫主
  12月例会「桂 米朝一門・桂 米二・ミニ独演会(落語2席)」
  平成22年新年名刺交換会・記者会見
  1月例会 「第3回・奈良女子大学との懇談・交流会」
  2月例会「行政(宮谷 太・県くらし創造部長兼景観・環境局長)との懇談会
  第26回「新フォーラム」講師:勝部 月子・帝塚山大学大学院・非常勤講師(学術博士)
  3月例会 上野  誠・奈良大学文学部 教授−「遣唐使、母の祈り」― NEW

平成21年年頭所感
奈 良 経 済 同 友 会
代表幹事 柳谷 勝美 
代表幹事 福本 良平 

 わが国経済は、米国のサブプライムローン問題に端を発した世界同時不況のあおりを受けて戦後最大の危機に直面している。高騰していた原油や穀物など資源価格は一転急降下しているものの、経済成長の牽引力となっていた外需が急激に落ち込み、さらに円の急騰も加わり、未曾有の景気悪化が懸念される状況となっている。
 奈良県においても、海外からの低価格輸入品との競合に加えて今回の景気後退による需要の落ち込み等から、生産、売上高、収益とも低迷している。さらに、雇用情勢が悪化、個人消費が落ち込むなど、先行きの不透明感が急速に強まっている。
 そのようななか、奈良経済同友会は昨年10月に奈良市において第66回西日本経済同友会大会を開催し、共同見解「日本復活の指針 取り戻せ、日本人の美学」を発表した。共同見解において、かつて日本人が持っていた、礼儀正しさ、高い倫理観、ものを作り出すことへの敬意など「日本人の美学」を取り戻すことで、日本復活への活路を切り拓いていくことを宣言した。
 我々、奈良経済同友会は、この共同見解を踏まえ、奈良県経済の更なる悪化を防ぎ活性化へと導くため、県内民間企業の政策提言実行集団として、次の3点をテーマに、啓蒙・啓発さらに進んで具体的支援活動を展開していく所存である。

1.魅力ある奈良県づくり
 1970年代には全国有数の人口増加を誇った奈良県であるが、21世紀に入って人口減少局面を迎え、現在はその減少幅を拡大しつつある。人口減少の主因は県外への人口流出であるが、なかでも、20〜30歳代前半のいわゆる若年人口の県外流出傾向が強まっている。これは、奈良県に住む魅力が乏しくなって来ていることを如実に物語るものであり、我々は「魅力ある奈良県づくり」が奈良県にとって喫緊の課題であると考える。
 奈良県経済産業の状況をみると、90年代以降、海外からの低価格輸入品の増加により繊維、木材など主要な地場産業が厳しい状況が続いている。さらに昨秋からはサブプライムローン問題に端を発した景気後退の波が県内へも急速に押し寄せてきており、今後更なる厳しい経済環境が待ち受けているものと考えられる。
奈良県においては、一昨年5月に就任した荒井知事の陣頭指揮の下、企業誘致、観光振興など奈良県活性化のための施策が積極的に推進されているところである。
 次代のリーディング産業が見出しにくい奈良県にあっては、「観光」が「魅力ある奈良県づくり」の柱として期待される。1年後に迫った「平城遷都1300年祭」は、観光立県奈良をアピールする絶好の機会としなければならない。
 経済効果という点では、現在の観光トレンドである時間消費型の観光を推し進め、奈良県での滞在型観光、宿泊観光の推進が必要であろう。今や、全国各自治体・地域が観光による地域活性化を標榜しており、地域間競争が熾烈を極めている。そのようななか、奈良に滞在・宿泊客を呼び込むためには、宿泊施設の量の拡大に加えて滞在・宿泊魅力の向上が求められる。ゆったりとした自然と歴史文化の観光地である奈良において魅力ある滞在・宿泊とは、単に宿泊施設のブランドや機能だけではなく、宿泊施設周辺のまちの雰囲気や施設からの眺望などについてもこだわりが求められるであろう。その意味において、立地も大きな要素と考えられる。全国ひいては全世界の観光地との観光客誘致競争に打ち克つためには、宿泊施設やリゾート施設の誘致先に現奈良県庁所在地も含め総合的、抜本的な検討が必要なときを迎えているのではないかと考える。
 現在、政府では道州制論議の前倒しが検討されているが、道州制導入により奈良県域が不利を被らずうまく地域活性化に結びつけられるかが問われている。魅力ある奈良とは何か、奈良にとって何が必要でどのような産業分野を伸ばしていくべきかについて、これまでの既成概念にとらわれない斬新でインパクトのある発想での議論を今こそ始めなければならない。

2.学校・教育現場との交流
 情報化・グローバル化が急速に進展するなか、子どもたちは、日々、マスコミやインターネットなどのメディアから溢れ出る大量の情報洪水に晒されている。学校内においては、学級崩壊、不登校、いじめ等が後を絶たず、学校外においても少年犯罪、誘拐、殺人等が社会問題になっており、子どもたちの置かれた環境は急速に悪化している。
 奈良県は大学など高等教育機関への進学率が高く、これまで有為な人材を数多く輩出してきた教育県であるが、今後もこの奈良県の良き伝統、特性を伸ばしていくためには、子どもたちが安心して学ぶことができ、社会に役立つ人材として巣立っていく教育環境を守り育てていかなければならない。
 これからの時代に新しい社会を築いていくには、人材の育成が非常に重要である。その意味で、次世代を担う子どもたちには社会人として必要な「基礎学力と社会ルール」をしっかりと習得させなければならない。
 子どもたちの育成はこれまで主に学校や家庭に委ねられてきたが、これからの健全な社会の構築を考えて行くにあたっては、我々企業人も積極的にかかわっていかなければならないと考える。「活力ある社会を支えていく人材の育成・教育のために、企業・経営者がどのような貢献ができるか」をテーマに、まずは学校教育の現状を知ることが重要と考え、教育現場との交流を進めていく。特に、幼少期からの教育・しつけの大切さを考えて、小学校段階の教育現場との交流を継続的に進める。学校の先生に企業や学校外の社会とふれあう機会をつくり、社会人として求められる人材とは何かについて議論していく場を創り出していきたい。

3.花の魅力にあふれた奈良県のイメージづくり
 歴史文化と並ぶ奈良県の魅力として「花の魅力にあふれた奈良県」を昨年に引き続き求めていく。本年3月には阪神なんば線開通で神戸・奈良間が直通列車で結ばれる。また、来年1月からは、平城遷都1300年祭が始まり、今後、奈良県には海外、県外から多数の来場者が見込まれる。その人たちに新しい奈良県の魅力として「花の魅力にあふれた奈良県」を印象付ける。
 花の名所・花の古社寺を歴史街道で結ぶ「奈良花の歴史回廊構想」を推し進め、「歴史文化の奈良」だけでなく「花の観光地としての奈良」の魅力をアピールする。それに加えて、学校・企業・病院・ターミナル・家庭などを四季折々の花で飾って美しいまちなみをつくりだす。そうすれば、まちの美化、市民の癒し、子どもの情操教育につながるだけでなく、県外の人たちに住みよい奈良のイメージが広がり奈良に住みたいという動機にもつながるだろう。
 2010年に「平城遷都1300年祭」で向けられる海外・県外からのまなざしを一過性のものとせず、アフター「平城遷都1300年祭」にも持続的に発信できる奈良の魅力として、「花の魅力にあふれた奈良県」を提唱するとともに、花を育てる県民運動として展開していく行動を始める。

以 上
ページの先頭へ

平成21年「通常総会」
柳 谷 勝 美・代表幹事
((財)南都経済センター・顧問) 
福 本 良 平・代表幹事
(兜泱{設計・会長)
 

 4月20日(月)、奈良商工会議所会館会議室にて、平成21年度通常総会を開催。総会では、まず当会が担当して開催した「第66回西日本経済同友会大会収支決算報告」、続いて平成20年度事業報告・同収支決算、21年度事業計画・同収支予算を審議了承を得た。21年度役員は昨年に引き続き(任期2年)全員留任した。
21年度事業では、活発な「例会・新フォーラム」活動、「行政との懇談会」「ホームページの充実」「年頭所感などを通じて、平城遷都1300年記念事業を契機とする産業・観光振興策や道州制の議論が進む中で「魅力ある奈良とは何か」「奈良にとっての産業分野は何か」の研究・提言などを決めた。また、来年開催の平城遷都1300年祭へ関係経済団体との連携のもと協力支援を決定した。


荒井正吾・県知事

記念講演では、「奈良県の経済と県民のくらし」と題して、荒井正吾・県知事が講演した。その中で荒井知事は「奈良県の課題は類のない良いところ発見し、変えるべきところは変えること。1300年祭は奈良を全国そして世界に「奈良は奥が深いよ」とアピールし、一過性に終わせないことである。県経済の現状は、企業所得が全国45位、土地利用では工業系用途地域が47位、住居系用途地域が1位で大阪のベットタウンで、製造業が弱い。自動車専用道路と、工場立地が少ないことに原因がある。消費は県外に流出し、消費税額は全国最下位。県内で雇用、消費、投資が活発に循環することであると語った。引き続き、荒井知事も臨席のもと「会員懇親会」に移り、交流・懇親深め、盛会裡に終了した。

 

ページの先頭へ
経済講演会 講師:早川英男・日本銀行理事・大阪支店長

−最近の金融経済情勢について−

早川英男(はやかわ・ひでお)氏のプロフィール
昭和29年10月生まれ:愛知県出身。52年3月東京大学経済学部卒業、51年4月日本銀行入行、平成7年5月調査統計局物価統計課長、8年5月調査統計局経済調査課長、12年4月調査統計局参事役、13年2月調査統計局長、19年6月名古屋支店長、21年3月日本銀行理事・大阪支店長

 早川英男・日本銀行理事・大阪支店長
 
   

4月23日(木)奈良商工会議所会館会議室にて、早川英男・日本銀行理事・大阪支店長を講師に経済講演会を開催。
早川・大阪支店長は「日本経済は急激な輸出の減少により景気後退局面の中にあり、非常に厳しい状況にある。2007年後半から内需の不振、原材料高、住宅着工件数の減少などから景気の後退し、2008年秋米国の金融危機により、輸出が急激に減少し、輸出型産業の生産が縮小して、企業・個人ともマインドが弱く、内需の不振が続いている。今後は金融システムの安定、在庫調整の進展、中国経済の底入れ、などから回復に向かうのではないか、と語った。

経済講演会
 
ページの先頭へ

5月例会 これからの事業承継のあり方

5月18日(月)、於奈良商工会議所会館会議室にて、監査法人トーマツから4名の講師をお招きして、「事業承継の円滑な進め方」について、4名の講師による討論形式で開催。まず、事業承継について、オーナーの高齢化や後継者不足、相続税などの現状と問題点や、税制改正や新制度の概要の説明の後、具体的なケースタディーによって、資本政策の進め方、経営課題に係わる対応の進め方、及び今後あるべき事業承継について、現経営者は具体的な対策の必要性があると提案した。

 
ページの先頭へ

第22回全国経済同友会セミナー(於札幌市)

第22回全国経済同友会セミナーが北海道同友会の担当で5月21日(木)〜22日(金)、札幌パークホテルにて、全国経済同友会より同伴者を含め880名(内当会14名)が参加して開催。
まず結城志穂さんの・ムックリ演奏ではじまり、坂本眞一・北海道経済同友会代表幹事、高橋はるみ・北海道知事が歓迎の挨拶、続いて、山中伸哉・京都大学・教授が「iPS細胞がつくる新しい医学」と題して基調講演。その中で、山中教授は「自身の研究過程に基づいてiPS細胞ができるまでの経過や、日米の研究環境の差などについて、ユーモアをまじえながら説得力のある言葉で」語った。
   

分科会討議では、@低炭素社会実現に向けた取り組みと日本の貢献、A資源問題に直面いする日本の針路を考える、B東アジアとの交流拡大を考える、C地域資源のブランド化を考える、の四つの分科会に分かれて討議した。特に第2分科会で、小泉武夫・鹿児島大学客員教授は「食料自給について」行政・政治の役割を強く主張した。

活発な分科会討議
 
   
懇親会では、北海道の豊富な食材を使った料理で堪能した。翌日の2日目では、まず4つの分科会の報告の後、桜井正光経済同友会代表幹事が総括挨拶した。続いて、「動物園経営から学ぶもの」と題して、小菅正夫・旭山動物園・名誉園長が特別講演し、次回開催地の土佐経済同友会・岡内啓明・代表幹事が高知市での再会を願って挨拶し、散会した。また、当会でニッカウヰスキー北海道工場余市蒸留所や井原水産鰍ルしみ工場の見学会等を実施した。
 
ページの先頭へ

第6回ゴルフ親睦会

5月27日(水)、奈良国際ゴルフ倶楽部にて「第6回ゴルフ親睦会」を開催。
やや薄日の、好天に恵まれ、緑豊かで大木に囲まれた、カートのないコースで、堅いバンカーに苦しみながらも心地よい汗を流した。
ダブルペリア方式で優勝は森田康宏・ディテック梶E会長でした。

 
ページの先頭へ

6月例会 講師:中野健二カ・関西経済同友会・代表幹事(且O井住友銀行・副会長)

6月4日(木)、於奈良商工会議所会館会議室にて、中野健二カ・関西経済同友会・代表幹事(且O井住友銀行・副会長)を講師に、「これから何が見える〜グローバル金融の潮流変化の中で〜」をテーマに6月例会を開催。中野代表幹事は「経済・政治・中国・企業経営について、まず米国に端を発した金融危機は実体経済にグローバルに大きな影響を与え、経済の枠組みの変化が起きた。政治は対応力が弱く、ガラスの支え棒のようなものでスピードが遅い。中国に期待は大きいが、そんなに期待できない。マクロ指標から見る大変革の時での企業経営は、本業の原点に返り、何が課題で、何をしたらよいのかを、発想を変えながら、苦しい時にこそ智恵がわき、現場に答えがある。関西経済同友会は「先取・交流・共鳴」をキーワードに活動するが、経済同友会のき基軸は「変化に対して何が発信できるか」であると語った。

中野健二カ・関西経済同友会・代表幹事
ページの先頭へ

第24回「新フォーラム」講師:鍜治 幹雄・奈良女子大学・教授

6月23日(火)、奈良商工会議所会館会議室にて、鍜治幹雄・奈良女子大学・教授を講師に、大学との連携事業をめぐってと題して、第24回「新フォーラム」を開催。鍜治教授は、まず奈良女子大学の概要を紹介し、続いて社会環境が急激に変化する中で、法人化をはじめ、教育・研究中心から産学連携事業や社会貢献など開かれた大学として大学をめぐる環境も大きく変わっている。若い人に夢を与えるためにも、100年の計でものを考える必要があると語った。

 

鍜治 幹雄・奈良女子大学・教授
ページの先頭へ

特別例会 講師:中村勝広・オリックス野球クラブ葛団本部長(元阪神タイガース・監督)

中村勝広・オリックス野球クラブ梶E球団本部長

7月6日(月)、ヒルトップテラス奈良にて、「中村勝広・オリックス野球クラブ且謦役球団本部長・元阪神タイガース・監督の講演と懇親パーティー」を開催。中村・本部長は「50年にわたる自らの野球人生から、長嶋さんにあこがれてプロ野球の選手になりたいと小学生から野球人生がはじまり、甲子園をめざしたがかなわず、東京六大学の早稲田大学へ。無名校で、こつこつと努力し、4年にはキャプテンを努めるまでに、「成功は準備とチャンスとの出会い」の教訓は実体験である。ドラフトで阪神タイガースに2位で指名。現役11年間で7人の監督、特に吉田監督に期待と信頼で正選手に育てていただいた。40歳で阪神タイガースの監督就任、その間10連敗の新記録するも、球団社長の信頼で翌年優勝争いするになる。野球人生の節目、節目で恩人に恵まれた。一軍監督4年、二軍監督6年を通じて、監督は優しいこころで厳しく「選手の人心掌握と個性・長所を活かす育成」であると、監督論を語った。

ページの先頭へ

7月例会 菅谷 文則・橿原考古学研究所長−国のはじまりー「邪馬台国」と「大和王権」―

菅谷文則・奈良県立橿原考古学研究所長

7月13日(月)、於奈良商工会議所会館会議室にて、菅谷文則・奈良県立橿原考古学研究所長を講師に、国のはじまりー「邪馬台国」と「大和王権」―をテーマに7月例会を開催。菅谷所長は「国について、中国の書物で「後漢書」「三国志」「宋書」をもとに、はじめは、統一された国ではなく30〜60国があったと考えられる。また、「邪馬台国」や「大和王権」について、「日本書記」や「古事記」の伝える「天皇系譜」や大古墳や「前方後円古墳」のつくられた年代から、「卑弥呼の時代」や「大和王権」等について、その年代を類推した。国のはじまりの場所や卑弥呼の存在とその年代等について質疑が行われた。

ページの先頭へ

第107 関西地区経済同友会会員合同懇談会(於鳥取市)

「食」が地方を変える、日本を変える。
−食のみやこ鳥取県から発信−

第107回関西地区経済同友会会員合同懇談会が鳥取県経済同友会の担当で7月17日(金)、とりぎん文化会館、ホテルニューオータニ鳥取にて、西日本18区より300名(当会9名)が参加して開催。
基調講演では国立民族学博物館名誉教授・元国立民族学博物館・石毛直道・館長が「日本の食べ物と食文化のゆくえ」をテーマに「海外での日本食のブームの中で、伝統とは創造するものであることから、日本食の伝統は新しい日本食を創り出すことが」必要であると語った。

 第107関西地区経済同友会会員合同懇談会
 
   

引き続き、パネルディスカッションでは、「日本の食環境をどう変える」をテーマで、パネリストには、船方農場グループ・坂本多旦・代表、がんこフードサービス梶E小嶋淳司・会長、めぐみ・濱田美絵・代表、平井伸治・鳥取県知事が努め、秦野一憲・鳥取県経済同友会・代表幹事のコーディネーターで進められた。会場をホテルニューオータニ鳥取に移動しての食談懇親パーティーでは、因幡の傘踊りなどの郷土芸能アトラクションなどで盛り上がり閉会した。エクスカーションではレデースコースや翌日の山陰海岸や鳥取砂丘、鳥取ならではの料理を味わうコースで鳥取を満喫した。

パネルデカッション
 
ページの先頭へ

9月例会:(株)たねや「クラブハリエなどの日牟禮ビレッジ」と近江八幡「八幡堀」見学会

山本徳次・(株)たねや・社長

 9月11日(金)、鰍スねや「クラブハリエ日牟禮館などの日牟禮ビレッジ」と近江商人のふるさと近江八幡の近江商人町並みと時代劇映画ロケ地で有名な「八幡堀」の見学会を開催。
日牟禮八幡宮前に広がる鰍スねや「日牟禮ビレッジ」に到着後、日牟禮茶屋2階にて、西田哲也・常務より「鰍スねや」の概要の説明の後、山本徳次・社長から「鰍スねや」の経営姿勢や人気の「バームクーヘン」が生まれたきっかけなど、社長ならではの経験談。小玉 恵・総支配人から「日牟禮ビレッジ」の全体の案内、「クラブハリエ」では人気で列をなしている店内。近江八幡観光ボランティアガイドの案内で、八幡堀や近江商人の町並みを見学。懇親会は「すき焼き」で有名な近江牛郷「近江 西川」で交流を深めた。

ページの先頭へ

10月例会:講師 村山 敦・関西国際空港梶E相談役

 10月19日(月)、於奈良商工会議所会館会議室にて、村山敦・関西国際空港梶E相談役を講師にお招きして、「関西国際空港の現状と課題」題して10月例会を開催。まず、村山相談役は、揺れる国の航空行政、社長就任の経緯や経営状況に触れた後、経営改革について@お客様第一への風土改革A航空系事業の取り組みB非航空系事業の取り組みCコスト削減などに取り組み、黒字化を達成。今後の空港のあり方や関西経済や観光の拠点としての関西空港の役割を語った。


ページの先頭へ

第67回西日本経済同友会大会
「地域の再構築をめざして」
−草莽の志 こころに発す−

第67回西日本経済同友会大会が山口経済同友会の担当で10月29日(木)〜30日(金)、海峡メッセ下関にて西日本18地区経済同友会より400名(内当会14名)が参加して開催。
大会は「悠久の歴史の中で幾度となくその名を登場させてきた下関を紹介」のオープニングの後、まず開催地・山口経済同友会・福田浩一・代表幹事の歓迎の挨拶、続いて、中野健二カ・関西経済同友会・代表幹事(三井住友銀行・副会長)が問題提起し、基調講演は「日本の危機〜東京一極集中と改革停止〜」と題して、作家・経済評論家・堺屋太一氏が講演。コーヒーブレイクの後、山中諄・関西経済同友会・代表幹事(南海電気鉄道・会長兼CEO)をコーディネーターに、芦塚日出美・九州通信ネットワーク・社長、大西正曹・関西大学社会学部・教授、中尾友昭・下関市長らのパネリストでパネルディスカッションを展開し、最後に「大会共同見解」を採択して大会を閉会した。
   

基調講演で堺屋氏は、日本経済を復活させるためには改革を一層進め、高齢化社会を新しい市場ととらえ、「好老社会」にすべきである。パネルディスカッションでは、中尾・下関市長は「合併で地域が疲弊しないよう域内分権が必要である。」大西・関西大学・教授は「地域の誇りを見つけて地域再生に活かして欲しいと」呼びかけた。芦塚・九州通信ネットワーク・社長は「九州は道州制をめざしている」と強調した。
演懇親パーティーでは、「平家太鼓・海峡絵巻から上臈道中〜」5月3日に行われる「先帝祭の再現」のオープニングピアノではじまり、「ふぐ刺し」「まぐろ解体」「寿司」「黒豚」「地酒」など、地元の海や山の幸に舌鼓を打った。
翌日のエクスカーションでは「海峡と歴史探訪」のAコース、「宇部・美祢産業観光」のBコースと下関ゴルフ倶楽部でのゴルフコンペを楽しんだ。

基調講演・堺屋太一氏
 
 
ページの先頭へ

11月例会:「日本電気滑ヨ西研究所」、「奈良先端科学技術大学院大学」見学会

 11月11日(水)、学研都市高山地区の日本電気滑ヨ西研究所、奈良先端科学技術大学院大学の見学会を開催。
まず「日本電気滑ヨ西研究所」では、30年後の情報通信技術の研究開発の動向について、山田敬嗣・C&Cイノベーション研究所長から講演、続いて「知的行動記録」「遠隔ラボ」「未来創造キャンパス」などのデモ見学。また奈良先端科学技術大学院大学では、「大学の概要及び産学連携の現状紹介の後、情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学の3研究科を見学。懇親会は10月1日オープンした、大和の食にこだわる、やまと旬菜「三笠」で交流を深めた。

山田敬嗣・C&Cイノベーション研究所・所長
 
ページの先頭へ

第7回ゴルフ親睦会

 11月25日(水)、飛鳥カンツリー倶楽部にて「第7回ゴルフ親睦会」を開催。
前日の天気予報では雨模様、低気圧が早く通りすぎたのか朝から雨もやみ、気温も上昇、トリッキーなコースに苦しみながらも心地よい汗を流した。
ダブルペリア方式で優勝は上武建一・上武建設梶E副社長でした。

 

ページの先頭へ

第25回「新フォーラム」講師:河野 良文・大安寺・貫主

 11月20日(金)、ヒルトップテラス奈良にて、河野良文・大安寺・貫主を講師に、「足るを知る」と題して、第25回「新フォーラム」を開催。河野・貫主は、まず満足など「足の話」からはじめ、龍安寺つくばいに刻まれた「吾唯知足」、「貪瞋癡(とんじんち)」「執着」「こだわり」の三毒煩悩、「知識・見識・胆識」など「こころの持ち方」について説いた。「無門関」にある「或僧尋ねて曰く、仏とは是如何、趙州和尚答う。朝食は食ったか。食了。食器をよくかたづけろ。」日常の工夫に徹するのが修行、特別なことをするのではない、と語った。

  

河野 良文・大安寺・貫主
 
ページの先頭へ

12月例会(忘年会)「桂 米朝一門・桂 米二・ミニ独演会(落語2席)」

 12月7日(月)ホテルサンルート奈良にて、「桂米朝一門・桂米二・ミニ独演会」の12月忘年例会を開催。柳谷代表幹事の「政権交代など今年の主な出来事」についての開会の挨拶、続いて、桂米二氏のミニ独演会。出し物は、奈良に縁の深い「鹿政談と他一席」。依然閉塞感が続く昨今、笑いで吹き飛ばし、来年・平城遷都1300年の記念すべき年は、明るい年になることを祈った。また懇親会では日本食料理「おばな」で、福本代表幹事の開会挨拶、乾杯に続いて、こころのこもった料理と美味しいお酒で杯を重ね懇親を深めた。

桂  米 二 氏
 
ページの先頭へ

平成22年新年名刺交換会・記者会見
経済3団体による共同記者会見

1月5日(火)、ホテル日航奈良にて、奈良商工会議所、奈良県経営者協会、奈良県経済倶楽部、奈良商工会議所友好倶楽部、奈良経済同友会の経済5団体による平成22年新年名刺交換会を開催。来賓や会員650人が出席。まず、開会に先立ち、奈良商工会議所、奈良県経営者協会、奈良経済同友会の経済3団体による新年共同記者会見を行った。
その中で、柳谷勝美代表幹事は、まず観光問題にふれ、ゆったりとした自然に包まれ豊かな歴史文化遺産をもつにもかかわらず、従来からの滞在時間の短い「点」の観光を、宿泊を伴う「線」の観光にするため広域的に奈良を巡る「観光スタイル」を定着させなければならない。教育・人づくりについては県立大学で「中小企業経営者育成コース」や「伝統工芸技術を伝承する者や文化財の保存修復を担う者を育成するコース」の導入を訴えた。また、政権交代など行政の枠組みの変革に対して、民主党をはじめ各政党との懇談会などで県政に関する政策議論や政策提言をしていきたい。1300年祭の課題については、交通と宿泊を広域的にどう分散していくのかが問題と語った。

   

また、福本良平代表幹事は、「男女共同参画社会の推進」の問題について、団塊の世代の大量退職や少子化などで、労働力不足が懸念される状況に対して、女性が職場で能力を発揮できる就業環境や意志決定の場への参画を進めることについて経営者の意識改革が必要であり、経済界のモデルとする覚悟をもって臨むべきであると提案した。1300年祭については一年間の長丁場なので、盛り上がりが途切れないような対応を求めた。
その後、650名を越える多くの来賓や会員が参加して、新年名刺交換会を開催した。

経済5団体による新年名刺交換会
 
ページの先頭へ

1月例会 「第3回・奈良女子大学との懇談・交流会」
講演する・ワキ製薬梶E脇本吉清・社長

1月18日(月)、奈良女子大学コラボーレションセンター会議室にて「第4回奈良女子大学との懇談・交流会を開催。柳谷勝美代表幹事、野口誠之学長の開会挨拶後、まず文学部・真栄城輝明・教授から「働き盛りのメンタルヘルス−アディクションを中心に−」と題して講演。真栄城教授はアディクション(嗜癖)、飲酒やギャブルなどの癖や行動が日常生活を支配し始め、何度も辞めようと試みても辞められず、無力感を味わっているというような状態にあること、についてアルコール、薬物、ニコチン、ギャンブルなどの具体的状態などを説明、また、カウンセリングブームの現状について語った。続いてワキ製薬梶E脇本吉清・社長から「商品開発の秘話をめぐって」と題して、

   

家庭用の置き薬業界の現状や産学連携により、ミミズから新薬を開発した「世界No.1の出荷本数を誇るミミズ食品・LR末サプリメント「龍心EX」の開発秘話を披露した。
人間文化研究科・小林毅・教授から「まほろば・けいはんな科学ネットワーク」についてや、文学部・スポーツ科学講座として「健康ならStepアップ」講座についてそれぞれわかりやすく研究内容紹介。

講演する文学部・真栄城 輝明・教授
 
   

記念館2階の講堂では、奈良女子大学・「Jazzy Club」の演奏を鑑賞。スタンダートメドレーや、ボーカル・ジャズなどのプログラムを満喫し、懇親会ではおおいに交流を深めた。「Jazzy Club」は毎年「秋の学園祭」に演奏会を開催し、記念館2階講堂での演奏ははじめての経験であった。

奈良女子大学・「Jazzy Club」
 
ページの先頭へ

2月例会「行政(宮谷 太・県くらし創造部長兼景観・環境局長)との懇談会

 2月17日(水)、於奈良商工会議所会館会議室にて、宮谷 太・県くらし創造部長兼景観・環境局長を講師に「女と男からスポーツ、学び、産業廃棄物まで」をテーマに開催。宮谷部長は、まず「男女共同参画からスポーツ、産業廃棄物までの守備範囲の広いくらし創造部の組織の説明後、夫婦世帯の就業形態、県内女性の就業状況、県内の小・中学生の学力・体力・生活習慣の現状、体育施設とスポーツの振興、二酸化炭素の排出削減などについて、奈良県の現状と今後取り組んでいく方向について語った。 

宮谷 太・県くらし創造部長
 
ページの先頭へ

第26回「新フォーラム」講師:勝部 月子・帝塚山大学大学院・非常勤講師(学術博士)

 2月22日(月)、酒肆(しゅし)春鹿2階にて、勝部月子・帝塚山大学大学院・非常勤講師を講師に、「奈良の花街 元林院−一枚の写真が教えてくれたもの−」と題して、第26回「新フォーラム」を開催。勝部氏はまず、元林院の場所や歴史の説明後、一枚の写真の中に、当時の芸者が春日大社の紋の入った上着を着ていたことや、おん祭り行列の「榊車」に元林院の紋があることなど、当時の隆盛がうかがわれる。花街を下支えるのは「経済力」のある旦那衆であり、奈良経済界の隆盛を大いに期待したいと、語った。

勝部月子・帝塚山大学大学院・非常勤講師
 
ページの先頭へ

3月例会 上野  誠・奈良大学文学部 教授−「遣唐使、母の祈り」―

 3月17日(水)、於奈良商工会議所会館会議室にて、上野 誠・奈良大学文学部教授を講師に、「遣唐使、母の祈り」をテーマに3月例会を開催。上野教授は「奈良はあこがれの地であり、京都のように建物等見える物はなく、はらっぱ」である。語り部が必要である。「奈良、明日香、吉野」が知名度が高く、「万葉集」「遣唐使」であれば、だいだい奈良をイメージできる。そこで、「万葉集」のなかで「遣唐使」が出てくるところを紹介したい。「遣唐使」を物語風に仕上げ「オペラ」を上演する予定である。1300年事業で「大遣唐使展」「や「遣唐使船」の原寸大の復原・展示はまとを得ている。「奈良をだいたいイメージでき、意外性をもった物語に仕上げることが」大切であると語った。

上野 誠・奈良大学文学部教授
ページの先頭へ
奈良経済同友会事務局
〒630-8213 奈良市登大路町36番地2(奈良商工会議所ビル内)
TEL:0742-22-2525 FAX:0742-22-9613
copylight 2005KEIZAI DOYUKAI-NARA Aii RightReserved