事業計画( 令和2年度 )

昨年度は世界経済の減速を背景に輸出が減速するなか、全国の景気は緩やかに回復し個人消費の持ち直し、雇用情勢の改善がみられていたが、年度後半以降消費税増税の反動減、企業収益の弱含みに加え年度末にかけて新型コロナウイルス感染症が広がったことから、急速に厳しい局面を迎え、先行きの不透明感が増すなか予断を許さない緊迫した状況となっている。

一方、中小零細企業が大半を占める地域経済は、人口の東京一極集中、少子高齢化の進展、産業構造の変化などの構造的要因を抱えるとともに、全国の経済動向に大きく左右される状況が続いている。

このような経済社会情勢のもと、我々はまずは現下の新型コロナウイルス感染症の拡散防止とその甚大な影響への対策に専念することが求められよう。これと並行して、地元企業として、労働力人口減少に伴う人材確保難や働き方改革への対応、IT・IOTの導入、SDGsの追求など、絶えざる変革の意識も欠かせない。また、今回のコロナ禍を単に不幸な出来事と考えるだけでなく、危機対応の見直しや終息後に到来する新しい社会秩序に対する展望を合わせ持つきっかけとする必要がある。

我々はこれらの諸問題を乗り越え、地域経済の確かな担い手として、独自の戦略と自主・自立の精神でこの大きな時代変化に即応していかなければならない。

このような認識のもと、我々企業経営者が相互に切磋琢磨しながら、地域の発展を願い、地域の立場に立って考えながら、倫理観の高い経営を心がけ、高い志と時代を見通した先見性と実行力により、新しい時代にふさわしい経営の在り方を追求するため、また地域への提言団体としての責務を果たすため、次のように事業計画を策定し、実行する。

<事業計画>

Ⅰ 魅力と意義のある「例会」等諸活動の実施

(1)「話題の経営者」や「タイムリーなテーマ」での講演会・意見交換会・懇親会の開催。移動例会をも含め最適地での例会の実施
(2)企業見学、先進地域の見学と県外経済同友会との交流会の開催
(3)若手経営者の交流・研鑽、新入会員勧誘の場としての「フォーラム」の開催
(4)会員相互の親睦を広めるため、ゴルフ親睦会など多彩な交流会の実施
(5)海外視察研修の実施

Ⅱ「行政との意見交換会」の実施

 社会インフラ整備、地域経済産業振興、医療政策、観光活性化など地域の活性化をテーマに奈良県幹部等との意見交換会の継続的実施

Ⅲ 委員会活動の充実・拡大

  令和2年年頭所感を基本に、奈良県の地域活性化に資するため、大学、行政等とも連携しながら、現在実施している「企業活性化委員会」「観光活性化委員会」「総務委員会」の充実及び新たな委員会の立ち上げを計る。

Ⅳ 同友会の存在価値を高めながら長期的視野にもとづく会員増強

Ⅴ「ネットワーク」活動

(1)全国経済同友会セミナー、全国経済同友会代表幹事円卓会議、西日本経済同友会会員合同懇談会、西日本経済同友会代表者会議、関西財界セミナーなどへの積極的な参加と、関係諸経済団体との連携の強化
(2)滋賀・京都・関西・神戸・和歌山・奈良の「関西地域6経済同友会代表者懇談会」への参加・交流
(3)奈良県大学連合、奈良県地域留学生推進会議はじめ県内大学との連携及び支援

Ⅵ 関係諸経済団体との連携のもと、京奈和自動車道並びにリニア中央新幹線の東京・名古屋・大阪間の早期全線開通促進

※なお、現在進行している新型コロナウイルス感染症の状況によっては、上記計画を見直すこともあります。

以上

事業報告

これまでの活動報告