事業計画( 令和4年度 )

  令和3年度の我が国経済は、持ち直しの動きが続いたが、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が残る中で一部に弱さがみられた。令和4年2月のロシアのウクライナ侵攻を契機に原油や穀物、金属など資源価格が高騰するとともに、円安の進行、原材料価格及び物流価格の上昇、賃上げ圧力の強まりなど、先行きの不透明感が増すなか、コロナ感染症の緩和を見通し、全国の景気は引き続き持ち直しが期待される。

  一方、中小零細企業が大半を占める地域経済は、少子高齢化の進展、産業構造の変化などの構造的要因を抱えるとともに、現下は全国の経済動向に左右される状況が続いている。

  このような経済社会情勢のもと、我々は引き続き新型コロナウイルス感染症に注意を払うとともに、労働力人口減少に伴う人材確保難や働き方改革への対応、DXへの取り組み、SDGsの追求など、絶えざる変革への挑戦を通じて地元中小企業の生産性を向上させることが喫緊の課題と考えている。さらに、BCP(事業継続計画)の制定・見直しやコロナ収束後に到来する新しい社会秩序への対応も考えていかなければならない。

  我々はこれらの諸課題を乗り越え、地域経済の確かな担い手として、独自の戦略と自主・自立の精神でこの大きな時代変化に即応していこうと考える。

  以上のような認識のもと、我々企業経営者が相互に切磋琢磨しながら、地域の発展を願い、地域の立場に立ちつつ、倫理観の高い経営を心がけ、高い志と時代を見通した先見性と実行力により、新しい時代にふさわしい経営の在り方を追求していくこととし、地域への提言団体としての責務を果たすため、以下の事業計画を策定し、実行する。

<事業計画>

Ⅰ 魅力と意義のある「例会」等諸活動の実施

(1)「話題の経営者」や「タイムリーなテーマ」での講演会・意見交換会・懇親会の開催。中和地区での例会等開催機会の拡大。
(2)企業見学、先進地域の見学と県外経済同友会との交流会の開催
(3)会員相互の親睦を広めるため、家族親睦会、ゴルフ親睦会など多彩な交流会の実施
(4)海外視察研修の実施

Ⅱ 委員会活動の充実・拡大

  令和4年年頭所感に掲げた項目を基本に、奈良県の地域活性化に資するため、大学、行政等とも連携しながら、委員会活動における研究力並びに提言力を強化する。

(1)これまでの「企業活性化委員会」を「(仮称)企業経営研究委員会」と「(仮称)地域経済活性化委員会」の2つに分け、研究目的及び活動内容を明確化する。
(2)参加者の拡大及び構成メンバーの再編成を行い、委員会活動の充実および活発化を図る。

Ⅲ 同友会の存在価値を高めながら長期的視野にもとづく会員増強

Ⅳ 当会事業のデジタル化推進・拡充

(1)例会・フォーラム等のリアル・オンライン並行実施
(2)e-mail・ホームページによる会員向け情報発信の拡充・強化

Ⅴ 「行政との意見交換会」の実施

  社会インフラ整備、地域経済産業振興、医療政策、観光活性化など地域の活性化をテーマに奈良県幹部等との意見交換会の継続的実施

Ⅵ 「ネットワーク」活動の充実

(1)全国経済同友会セミナー、全国経済同友会代表幹事円卓会議、西日本経済同友会会員合同懇談会、西日本経済同友会代表者会議、関西財界セミナーなどへの積極的な参加と、関係諸経済団体との連携の強化
(2)滋賀・京都・関西・神戸・和歌山・奈良の「関西地域6経済同友会代表者懇談会」への参加・交流
(3)奈良県大学連合、奈良県地域留学生推進会議はじめ県内大学との連携及び支援

Ⅶ 関係諸経済団体との連携のもと、京奈和自動車道並びにリニア中央新幹線の東京・名古屋・大阪間の早期全線開通促進

※なお、現在継続している新型コロナウイルス感染症の状況によっては、上記計画を見直すこともあります。

以上

事業報告

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