経済3団体による共同記者会見

1月7日(月)、ホテル日航奈良にて、奈良商工会議所、奈良県経営者協会、奈良県経済倶楽部、奈良商工会議所友好倶楽部、奈良経済同友会の経済5団体による平成20年新年名刺交換会を開催。まず、開会に先立ち、奈良商工会議所、奈良県経営者協会、奈良経済同友会の経済3団体による新年共同記者会見を行った。その中で、岡村元嗣代表幹事は、地方分権について「各地域が自分は自分で守っていくという意識が重要である」そのためには「まず県内でモノを買うことである。品揃えへの企業努力はもちろんである。個人も、企業も、行政マンも郷土を大切する県民意識とビジネス感覚が重要である」。また、「昔東大寺に100㍍ほどの七十の塔があった、これを再建してはどうか」。教育に熱心な本県は多くの文化財とで「人材を育て県内で新しいものを創っていくことが必要である」と思い切った提案を行った。

経済5団体による新年名刺交換会

また、柳谷勝美代表幹事は①県内への企業誘致や観光の活性化をはかるためには「奈良に住みたいまちづくり」の推進が大切②県内には多数の観光地や観光資源があるが、残念ながらこれらの連携は必ずしもとられていない。点から線、さらに面の観光に向けて、点在する観光地を結ぶものとして「ミュージアム奈良県-奈良花歴史回廊構想」③本県の教育水準の高さから「人材供給県奈良への意識転換」などを提案した。その後、600名を越える多くの来賓や会員が参加して、新年名刺交換会を開催した。