事業計画( 令和3年度 )

令和2年度の我が国経済は新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況が続いた。累計感染者数は世界で1億2000万人を上回り(令和3年3月末)、いまなお感染拡大が続いている。一部の国ではワクチン接種が進むものの多くの国では感染拡大防止のため経済活動の人為的な抑制を余儀なくされている。我が国もその例外ではない。インバウンド需要の消滅、個人消費の減少、設備投資の減速がみられたものの、生産や輸出では持ち直しもあり、全国の景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いた。なお、現下においては新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るっており、先行きの不透明感が増し予断を許さない状況となっている。

一方、中小零細企業が大半を占める地域経済は、人口の東京一極集中、少子高齢化の進展、産業構造の変化などの構造的要因を抱えるとともに、全国の経済動向に大きく左右される状況が続いている。

このような経済社会情勢のもと、我々は引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大防止とその甚大な影響への対策に専念することが求められる。これと並行して、地元企業として、労働力人口減少に伴う人材確保難や働き方改革への対応、DXへの対応、SDGsの追求など、絶えざる変革への挑戦が求められている。また、BCP(事業継続計画)の制定・見直しやコロナ収束後に到来する新しい社会秩序への対応も喫緊の課題となっている。

我々はこれらの諸課題を乗り越え、地域経済の確かな担い手として、独自の戦略と自主・自立の精神でこの大きな時代変化に即応していかなければならない。

このような認識のもと、我々企業経営者が相互に切磋琢磨しながら、地域の発展を願い、地域の立場に立って考えながら、倫理観の高い経営を心がけ、高い志と時代を見通した先見性と実行力により、新しい時代にふさわしい経営の在り方を追求していくこととし、地域への提言団体としての責務を果たすため、以下の事業計画を策定し、実行する。

<事業計画>

Ⅰ 魅力と意義のある「例会」等諸活動の実施

(1)「話題の経営者」や「タイムリーなテーマ」での講演会・意見交換会・懇親会の開催。中和地区での例会等開催機会の拡大。
(2)企業見学、先進地域の見学と県外経済同友会との交流会の開催
(3)若手経営者の交流・研鑽、新入会員勧誘の場としての「フォーラム」の開催
(4)会員相互の親睦を広めるため、ゴルフ親睦会など多彩な交流会の実施
(5)海外視察研修の実施

Ⅱ 委員会活動の充実・拡大

令和3年年頭所感に掲げた項目を基本に、奈良県の地域活性化に資するため、大学、行政等とも連携しながら、委員会活動における研究力並びに提言力を強化。

Ⅲ 同友会の存在価値を高めながら長期的視野にもとづく会員増強

Ⅳ 当会事業のデジタル化推進・拡充

(1) 例会・フォーラム等のリアル・オンライン並行実施
(2) e-mail・ホームページによる会員向け情報発信の拡充・強化

Ⅴ「行政との意見交換会」の実施

社会インフラ整備、地域経済産業振興、医療政策、観光活性化など地域の活性化をテーマに奈良県幹部等との意見交換会の継続的実施

Ⅵ 「ネットワーク」活動

(1)全国経済同友会セミナー、全国経済同友会代表幹事円卓会議、西日本経済同友会会員合同懇談会、西日本経済同友会代表者会議、関西財界セミナーなどへの積極的な参加と、関係諸経済団体との連携の強化
(2)滋賀・京都・関西・神戸・和歌山・奈良の「関西地域6経済同友会代表者懇談会」への参加・交流
(3)奈良県大学連合、奈良県地域留学生推進会議はじめ県内大学との連携及び支援

Ⅶ 関係諸経済団体との連携のもと、京奈和自動車道並びにリニア中央新幹線の東京・名古屋・大阪間の早期全線開通促進

※なお、現在進行している新型コロナウイルス感染症の状況によっては、上記計画を見直すこともあります。

以上

事業報告

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