早川英男・日本銀行理事・大阪支店長

-最近の金融経済情勢について-

早川英男(はやかわ・ひでお)氏のプロフィール
昭和29年10月生まれ:愛知県出身。52年3月東京大学経済学部卒業、51年4月日本銀行入行、平成7年5月調査統計局物価統計課長、8年5月調査統計局経済調査課長、12年4月調査統計局参事役、13年2月調査統計局長、19年6月名古屋支店長、21年3月日本銀行理事・大阪支店長

経済講演会

4月23日(木)奈良商工会議所会館会議室にて、早川英男・日本銀行理事・大阪支店長を講師に経済講演会を開催。
早川・大阪支店長は「日本経済は急激な輸出の減少により景気後退局面の中にあり、非常に厳しい状況にある。2007年後半から内需の不振、原材料高、住宅着工件数の減少などから景気の後退し、2008年秋米国の金融危機により、輸出が急激に減少し、輸出型産業の生産が縮小して、企業・個人ともマインドが弱く、内需の不振が続いている。今後は金融システムの安定、在庫調整の進展、中国経済の底入れ、などから回復に向かうのではないか、と語った。