早川英男・日本銀行理事・大阪支店長

-最近の金融経済情勢について-

早川英男(はやかわ・ひでお)氏のプロフィール
昭和29年10月生まれ:愛知県出身。52年3月東京大学経済学部卒業、51年4月日本銀行入行、平成7年5月調査統計局物価統計課長、8年5月調査統計局経済調査課長、12年4月調査統計局参事役、13年2月調査統計局長、19年6月名古屋支店長、21年3月日本銀行理事・大阪支店長

経済講演会

11月28日 ( 月 ) 奈良商工会議所会館会議室にて、早川英男・日本銀行理事・大阪支店長を講師に経済講演会を開催。
早川・大阪支店長は「日本経済は震災からの落ち込みから新興国向け輸出を中心に回復し、東北は復興需要で元気を取り戻している。関西では震災直後は落ち込みの大きかった自動車関連業種が少なく落ち込みも少なかったが、先行きは中国と欧州と電力供給の動向次第。為替レートは実質実効為替レートでは歴史的な円高でもなく、円高のメリット、デメッリットは半々だが、企業の生産拠点海外移転を早め、海外企業とのM&Aは活発になると語った。