経済3団体による共同記者会見

1月8日(火)、ホテル日航奈良にて、奈良商工会議所、奈良産業経済協会、奈良県経済倶楽部、奈良商工会議所友好倶楽部、奈良経済同友会の経済5団体による平成25年新年名刺交換会を開催。来賓や会員750人が出席。まず、新年名刺交換会に先立ち、奈良商工会議所、奈良経済産業協会、奈良経済同友会の経済3団体による新年共同記者会見を行った。
その中で、嶌川安雄代表幹事は、県内景気の減速感や人口減少が続く中で、まず「働くことができ、住みたいと思えるまち奈良の創造」では「雇用の場の創出、企業誘致の継続やそのための行政のサポートの強化が必要である。医療・教育を県内の主要産業、雇用創造の業種と捉え各種施策を打ち出すことを提案した。また、「住みやすいまちづくり」のために、たとえば西奈良地区や生駒地区での建築物の高さ規制を緩和して駅前マンション開発を積極的に行うことも一案であると語った。次に「地域資源の有効活用と観光振興」では「本物の古代と出会い、本物を楽しめる奈良」として「日本の原風景」を思い起こさせる奈良独自の存在感を内外に強くアピールしていくと述べた。

経済5団体による新年名刺交換会

また、山田善久代表幹事は、「プロポーツビジネスによる地域活性化」について、県内で次々と産声を上げた「バスケット」「や「サイクリングチーム」と連携して県発展の起爆剤としたい。地域性の強いスポーツビジネスの取り組みが地域活性化の切り札で、プロスポーツビジネスの成長、発展させるよう支援していきたい。地域密着型のプロスポーツチームは地域の「公共財」や「広告塔」でもあり、青少年への夢の提供や観光資源ともなる。行政や他の商工団体等に働きかけ連携して支援していきたいと語った。その後、750名を越える多くの来賓や会員が参加して、新年名刺交換会を開催した。