真栄城 輝明・奈良女子大学文学部教授
5月21日(金)、於奈良商工会議所会館会議室にて、真栄城 輝明・奈良女子大学文学部教授を講師に、「働き盛りノメンタルヘルス-アディクションを中心に-」をテーマに5月例会を開催。真栄城教授は「大人も子供も心が荒んでいる。経済・社会環境の激変に大きな影響をうけている。うつ病と怒りの関係、親と子供の関係、経済・社会と人間関係について具体的な臨床事例に基づき、特に親子関係では働き盛り、つまり忙しさの中で忘れ去り、置き去りになった「心が通う」関係がなくなり、そのため子供のこころが荒れ始め、不登校、まんびき、いじめに走っている。親の意識転換が必要である。」解決法として内観の法や夢分析についても、語った。