9月7日(金)、けいはんな・学研都市、精華・西木津地区「情報通信研究機構(NICT)・ユニバーサルコミュニケーション研究所・ATR分室」と、南田辺・狛田地区「京都府立大学精華キャンパス拠点施設・植物工場」の見学と京都山城の地・精華町にて大正3年創業の「日本料理酔月」にて懇親会を開催した。
木俵 豊・研究所長
NICT・情報通信研究機構・ユニバーサルコミュニケーション研究所では、「木俵 豊・研究所長」から概要の説明の後、スマートフォンを用いて、旅行会話を中心にしゃべった内容を翻訳する技術や、スマートフォンによる音声での質問に答える「音声質問応答システム「一休」の紹介。ATR分室では200インチ眼鏡なし超多眼3次元映像表示装置、多人数で観察できるテーブル型裸眼立体ディスプレイやバーチャルに五感で体験できる「多感覚インタラクションシステム」を見学。
エコタイプ次世代植物工場
京都府立大学精華キャンパス・産学公連携研究拠点施設、エコタイプ次世代植物工場では、まず拠点施設の共同研究棟を見学。竹葉 剛・前学長の案内で、「エコタイブ次世代植物工場(パイロット工場)では、太陽光発電と燃料電池ですべての電力をまかない、LEDの使用による低電力・高効率の作物育成、水の循環再使用により水路のない所で農業生産が可能、健康機能成分を多く含む作物の栽培条件の設定、完全無農薬栽培低ランニングコスト、肥料成分は使いきり環境に放出しない、低硝酸塩野菜を栽培可能など完全自動化運用をめざしている。