経済3団体による共同記者会見
1月5日(金)、ホテル日航奈良にて、奈良商工会議所、奈良県経営者協会、奈良県経済倶楽部、奈良商工会議所友好倶楽部、奈良経済同友会の経済5団体による平成19年新年名刺交換会を開催。まず、開会に先立ち、奈良商工会議所、奈良県経営者協会、奈良経済同友会の経済3団体による新年共同記者会見を行った。その中で、岡村元嗣代表幹事は、将来奈良県を担う人材について「奈良県は教育県といわれるが、人材の流出県であることから、奈良県で人材を育て活躍できる仕組みの必要性」や行政に対しては、地方行政に関わる不祥事の多発や三位一体の改革が進められる中で、地方行政に求められる役割が次第に大きくなってきており、住民の負託にも応えるために、行政に関わる者の向上」を訴えた。
経済5団体による新年名刺交換会
また、柳谷勝美代表幹事は環境問題について、県土の8割が森林で、放置、荒廃が進んでいる。森林は素材の供給、県土の保全や水源涵養、CO2の吸収など多様な公益的機能があり、その維持保全の強化が求められている。そのため、森林の保全強化や林業の活性化も視野に入れた「CO2排出量取引」の導入を提案した。その後、600名を越える多くの来賓や会員が参加して、新年名刺交換会を開催した。