21世紀の世界の潮流と日本
-滋賀の挑戦への視点-
基調講演する寺島実郞・会長
第105回関西地区経済同友会会員合同懇談会が滋賀経済同友会の担当で7月6日(金)、大津プリンスホテルにて、西日本18区より600名(当会18名)が参加して開催。
基調講演では日本総合研究所・寺島実郞・会長は「世界経済、世界貿易、世界株式市場の驚異的な拡大とマネーゲーム化、日本産業のアメリカからアジア依存への深化と日本海側湾港への物流のシスト、国際関係のアメリカへの過剰な依存からの脱却。今後の産業の柱は「中型旅客機」になるであろう」と講演。
「持続可能な社会と地域の飛躍」と題するパネルディスカッションでは、(株)イースクエア・ピーターD.ピーダーセン・代表取締役をコーディネーターに、パネリストには、滋賀県琵琶湖・環境科学研究センター・内藤正明・センター長、東京大学生産技術研究所・山本良一・教授、滋賀経済同友会・辻淳夫・代表幹事らパネリトによる「環境と企業の問題ついて」討議。
びわ湖ホール声楽アンサンブルとヨシ笛
続いて、「びわ湖ホールアンサンブルとヨシ笛が奏でる琵琶湖の音色」で「浜辺の歌」「ふるさと」「千の風になって」などの記念コンサート、懇親パーティーでは、嘉田由紀子・滋賀県知事、目片信・大津市長らの来賓のもと滋賀県ならはでの食材によるパーティーで、「琵琶湖周航の歌」の大合唱で中締めし、「ビアンカ」での黄昏クルーズと花火で閉会した。翌日のエクスカーションでは「国宝・彦根城」「黒壁スクエア」「琵琶湖博館」「近江八幡堀」「安土城考古学博物館」などの見学コースで、滋賀県フルコースを満喫した。