中野健二郞・関西経済同友会・代表幹事
6月4日(木)、於奈良商工会議所会館会議室にて、中野健二郞・関西経済同友会・代表幹事((株)三井住友銀行・副会長)を講師に、「これから何が見える~グローバル金融の潮流変化の中で~」をテーマに6月例会を開催。中野代表幹事は「経済・政治・中国・企業経営について、まず米国に端を発した金融危機は実体経済にグローバルに大きな影響を与え、経済の枠組みの変化が起きた。政治は対応力が弱く、ガラスの支え棒のようなものでスピードが遅い。中国に期待は大きいが、そんなに期待できない。マクロ指標から見る大変革の時での企業経営は、本業の原点に返り、何が課題で、何をしたらよいのかを、発想を変えながら、苦しい時にこそ智恵がわき、現場に答えがある。関西経済同友会は「先取・交流・共鳴」をキーワードに活動するが、経済同友会のき基軸は「変化に対して何が発信できるか」であると語った。