菅谷文則・奈良県立橿原考古学研究所長
7月13日(月)、於奈良商工会議所会館会議室にて、菅谷文則・奈良県立橿原考古学研究所長を講師に、国のはじまりー「邪馬台国」と「大和王権」―をテーマに7月例会を開催。菅谷所長は「国について、中国の書物で「後漢書」「三国志」「宋書」をもとに、はじめは、統一された国ではなく30~60国があったと考えられる。また、「邪馬台国」や「大和王権」について、「日本書記」や「古事記」の伝える「天皇系譜」や大古墳や「前方後円古墳」のつくられた年代から、「卑弥呼の時代」や「大和王権」等について、その年代を類推した。国のはじまりの場所や卑弥呼の存在とその年代等について質疑が行われた。