河野 良文・大安寺・貫主
11月20日(金)、ヒルトップテラス奈良にて、河野良文・大安寺・貫主を講師に、「足るを知る」と題して、第25回「新フォーラム」を開催。河野・貫主は、まず満足など「足の話」からはじめ、龍安寺つくばいに刻まれた「吾唯知足」、「貪瞋癡(とんじんち)」「執着」「こだわり」の三毒煩悩、「知識・見識・胆識」など「こころの持ち方」について説いた。「無門関」にある「或僧尋ねて曰く、仏とは是如何、趙州和尚答う。朝食は食ったか。食了。食器をよくかたづけろ。」日常の工夫に徹するのが修行、特別なことをするのではない、と語った。