第23回全国経済同友会セミナーが土佐経済同友会の担当で4月14日(水)・前夜祭、15日(木)~16(金)、高知県立県民文化ホール、三翠園、高知新阪急ホテルにて、全国経済同友会より同伴者を含め912名(内当会19名)が参加して開催。
桂浜・坂本龍馬像眼下、波打ち際での土佐の「おきゃく」の前夜祭ではじまり、セミナーは、まず琴演奏のオープニング、久松朋水・土佐経済同友会代表幹事、尾﨑直正・高知県知事が歓迎の挨拶、続いて、ジグミ・ティンレイ・ブータン王国首相が「地球規模での幸福な経済成長の実現」―GNHの国、ブータンからの提言-」と題して基調講演。その中で、ジグミ・ティンレイ首相は「失われつつある日本の高い道徳、倫理感などを復活すべきである」と提案した。
分科会討議では、①日本の「国民総幸福」、②国家のあり方・政治のあり方、③これからの成長経営者の役割、④民から官を変える、の四つの分科会に分かれて討議した。特に第1分科会で、国民が真に豊かさ、幸福を実感できる経済成長に何か必要か」について討議した。
懇親会では、ジュニアの「よさこい踊り」ではじまり、土佐の豊富な食材を使った料理で堪能した。翌日の2日目では、まず4つの分科会の報告の後、桜井正光経済同友会代表幹事が総括挨拶した。続いて、「人生雑記帖-土佐人魂-」と題して、山本一力・直木賞作家が特別講演し、次回開催地の福岡経済同友会・伊藤健二・代表幹事が福岡市での再会願って挨拶し、散会した。
以 上