小室 淑恵・(株)ワーク・ライフバランス・社長
10月18日(月)、於奈良商工会議所会館会議室にて、小室淑恵・(株)ワーク・ライフバランス・社長を講師に、「経営戦略としてのワーク・ライフバランスー働き方の見直しー」をテーマに10月例会を開催。小室社長は、まずワークライフバランスは労働組合などからの要求ではなく、あくまでも「経営戦略」として捉えなければならない。少子・高齢化、労働力人口の減少、出生率向上と女性の継続就業が必要などの社会的ニーズから社会制度充実が必要である。今後求められるマージメントとは、①職場全体の仕事のやりかたを見直すという積極的対応②福利厚生ではなく経営戦略として企業の発展のための投資である③ワークライフバランスという「新しい報酬」により個別のモチベーションを上げる④自分自身のワークライフバランスを実践し自己研鑽に励む、など大多様化時代に即した、新しいマネージメントスキルを身につけなければ生き残れない、と語った。