久米 健次・奈良女子大学長
10月2日(月)奈良女子大学コラボレーションセンター会議室にて、奈良女子大学との懇談・交流会を開催。
久米学長の開催趣旨挨拶、続いて藤野千代・産学官連携コーディーターから、大学の産官学連携の現状と取り組み状況の説明。その後、①「新しい視点から生命の起源を考えるー[GADV]・タンパク質ワールド仮説―」と題して、理学部・池原健二・教授並びに、②「商店街の活性化、地域経済の活性化への大学の取り組みー正倉院展を中心とした地域活性化、現在GPによる教育改革と地域貢献―」のテーマで大学院人間文化研究科・中山徹・助教授からそれぞれ研究内容の紹介。
国の重要文化財である「記念館」(木造寄棟造総2階建(桟瓦葺)を見学後、現在日本で演奏出来る一番古いと言われている「百年ピアノ」で理学部生物科学科の学生さんによる演奏を鑑賞。
ショパン、ベートーベン、シューベルト、西村由紀江、木村弓、坂本龍一作曲のプログラムを記念館2階の講堂で満喫し、交流を深めて散会した。
「百年ピアノ」は前身である奈良女子高等師範学校の創立当時
(明治42年(1909年)授業開始)に購入され、戦後永らく倉庫に眠っていたもので、平成17年11月に修復を終え、記念コンサートも行われた。
百年ピアノの演奏